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就活に英語力はどのくらい必要?

これから英語力を重視する企業が増える?

就職活動では他の人と異なるアピールポイントを持ったり、希望する企業のニーズに合ったスキルがあったりすると採用に有利に働きます。
たくさんの有用なスキルがありますが、その中でも英語力はとても重要なものとして考えられています。
そもそも英語を一定レベル使えないと応募できないとしている企業もありますし、社内で英語を使う頻度が高いところでは応募要項に記載されていなくてもニーズが高いと見ることができます。

この傾向は今後さらに強くなると予測されます。
実際に「国際ビジネスコミュニケーション協会」という団体が行った調査では、採用活動において英語力を一つの基準として重視する企業は、現在の2割程度から4割弱くらいまで伸びるとしています。
企業は基本的なビジネスマナーや業務に直接関係する資格や能力に加えて、英語力も採用条件に加えた方が良いと考え始めているのです。

その理由としては、やはりグローバル化があらゆる分野、会社規模において進んでいるという点が挙げられます。
以前は大企業や輸出入などの海外取引をメインとする企業ばかりでしたが、今では中小企業であっても国際取引を何らかの形でしたり、国際人材を採用したりするケースが増えているのです。
また、英語力がどのくらい重視されるかという点においても変化が出てきます。
今までは仕事への熱意や資質などを何よりも重視することが多く、英語力をより重視する企業はそう多くはありませんでした。
しかしこのグローバル化の傾向が強くなると、企業としても差し迫った必要を埋めるために語学力を持つ就職者を優先して採用せざるを得なくなります。

英語力を重視する企業や職種の特徴

当然、英語そのものを業務で使う職種や企業は語学力を重視します。
英会話教室や翻訳サービスなどです。
また、業務に関連して英語を必ず使う職種も存在します。
たとえば、飛行機のパイロットやツアーコンダクターといった職業があります。

企業として英語を重視するところも少なくありません。
海外に工場を持つアパレルや機械製造業、海外投資部門がある金融機関などはその代表的な例です。
外資系企業は社内でコミュニケーションを取るために英語を使うことが非常に多いですし、自治体でも外国人対応をするために語学力を持つ人を特別枠で採用することもあります。

このように、英語を業務に関係して使う企業が多くなっていますので、英語力を磨くことはとても重要です。
それだけでなく、たとえ英語スキルを採用条件に含めていない企業でも、やはり英語力があることが分かれば他の人よりも高く評価して採用スコアを高めることがありますので、持っておいて損のないスキルなのです。

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