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ガクチカがなければどうすればいい?

ガクチカが見つからなくて困ったら

就職活動では面接で自己PRをいかにうまくできるかというのが、合否を分ける大きなポイントとなります。
そのため、事前に想定される質問を考えて準備をしておく必要があります。
よくなされる質問の中に、いわゆる「ガクチカ」があります。
学生時代に力を入れていたことはなにか?という質問で、頑張ってきたことがそのまま仕事にも反映されるであろうということで、採用担当者はよくこの質問をします。

しかし、振り返ってみても自分にはガクチカと言えるようなものがないと困ってしまうかもしれません。
特に最近は新型コロナの影響で、思う通りにいろいろな活動ができず、やりたいと思っても事情が許さなかったということも関係してきます。
また、特に勉強や趣味、ボランティアなどにも興味がなく、ダラダラと過ごしてきたような気がするという学生も多いはずです。

とはいえ、何かしら誰でも今までの人生で気にかけて実行しているものはあるものなのです。
ガクチカというのは、別に非常に長い時間や労力をかけてやってきた特別なことだけではありません。
日常生活の中のさりげないことでも、自分が大事にしてきたことでも立派なガクチカとなります。

たとえば、できるだけ友達を増やすようにして、自分から話しかけて友達を作ってきたというのは立派なコミュニケーショ能力向上のための努力です。
仕事上役立つ人間関係を作っていくために、こうした取り組みは高く評価されるはずです。
このように、誰でもどんな人生を送ってきた人でも、何かしらのガクチカと言えるものがあるわけです。

ガクチカの見つけ方とは?

具体的にどのようにガクチカを見つけたら良いかというと、まずは自分の毎日の生活の流れをリストアップしてみましょう。
それは単なる癖や習慣といった小さなものでも構いませんので、とにかくすべてのことを書き上げていきます。
そうすると、その中に他の人があまりしていないような習慣があったり、自分の中でこだわっているような活動が出てきたりするものです。
また、意識して努力していることや、自分の中でこれをしないとダメだと気にかけていることも見つかるでしょう。

その上で、どうして自分はその行動や習慣を行っているのかを分析します。
きっと、そこに自分なりの動機付けや気持ちが上がる何かが見つかるはずです。
それによって何を成し遂げたいのかや、実際にやってどんな良いことがあるのかも発見できます。

こうした点をまとめて、具体的なエピソードを加えていくことでしっかりとしたガクチカとして話せるようになります。
小さなことや当たり前に思えることでも、それが自分にとって重要で何かアピールできるポイントとなりそうなら積極的に自己PRに活用してみましょう。

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