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生成AIを就活で使うのはアリ?ナシ?

生成AIを就活で使うのはアリ?ナシ?

就活でChatGPTを使ったことのある人の割合

近年、AI技術の発達によって登場したAIチャットサービス「ChatGPT」を利用する人々は増加してきました。
まるで人間と対話しているかのようなクオリティでやり取りができるため、ただ質問に回答してもらうだけではなく、話し相手として活用している人もいるほどにChatGPTは生活に普及しつつあります。
何かしらのテーマを与えて文章作成をお願いすると、ChatGPTが備える膨大なデータからその情報について文章を生成してくれます。
そんなChatGPTの有効な活用法としては、自分が分からない事柄を尋ねたり、文章を自動で生成してもらうといったものが主となります。

この利便性は勉強や仕事をはじめさまざまな場面で重宝されて、中には就職活動でもChatGPTを利用する人が出てきています。
AIと就職活動に関するアンケートを実施した株式会社アローリンクによると、就活でChatGPTを利用したことのある学生は全体の71.6%にも及ぶと報告されています。
就活といえば、エントリーシートや履歴書といった書類を作成するケースも多く、面接での想定質問など何かと準備が大変です。
こうした場面での文章生成や面接時の最適な回答などをChatGPTに尋ねてヒントをもらったり、中にはChatGPTの文章をそのまま書類に引用する人もいます。

しかし、AI技術もまだ確実ではないため、古い情報や誤った情報を掲載してしまうことも多く、こうしたツールを就活をはじめとする重要な場面で利用するのに懸念点があるのも事実です。
便利なツールである反面、使用については状況に応じて慎重に判断する必要があります。

ChatGPTを利用するメリット

ChatGPTは利用することで多くのメリットを得られます。
まずは、調べごとを簡潔に済ませられることです。
文章形式で質問を投げかけるだけでChatGPTが回答してくれるため、検索エンジンを使って自分で検索する手間を省けます。
これは勉強をはじめ、仕事における業務効率化にもつながるため非常に重宝できるでしょう。
また、簡単なプログラムであれば文章での指示でChatGPTが作成してくれるため、IT業界への就職を志す方は勉強ツールとして活用もできます。

ChatGPTを利用するデメリット

ChatGPTで得られる情報は、必ずしも正確なものではないことは理解しておきましょう。
最新の情報だとChatGPT側にもまだ反映されておらず、不正確な回答が返ってくる場合も多いです。
最新情報だけに限らず、得た情報はそのまま鵜呑みにするのではなく、正しいかどうかを一度自分が調査し直すことをおすすめします。

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