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限られた時間内で話をするコツ

限られた時間内で話をするコツ

話が長いといわれた

就職活動においては避け通れない面接では、普段人前で話す機会があまりない方でも、初対面の会社役員や採用担当相手に自分の思いを伝えることになります。
この面接でいかに入社にかける思いを伝えられるかが重要ではありますが、その熱意を伝えたい余りに思わず話し過ぎてしまって、面接官に話が長いと言われてしまった、また言われなくとも後から話し過ぎたと後悔してしまう経験は多くの方があるでしょう。

面接官側からしても、たくさん話してくれることに対しては熱意を感じるかもしれませんが、話の中心がどこにあるのかがイマイチ読み取れず、結局何を伝えたかったのかが理解できないというケースが十分にあり得ます。
一日に何人もの就活生の面接を担当する場合は、話が長すぎるとまったく印象に残れないこともあるため、決められた時間の中でいかに簡潔かつ分かりやすく話せるかが重要となるのです。

この話の長さというのは、実際の仕事においても適度に調整する必要があります。
社内でも外部のクライアントとの打ち合わせでも、簡潔かつ分かりやすく話せると相手にとってもコミュニケーションが円滑に取れてストレスが溜まりませんし、上手に話せる人は信頼感も高まります。
話の長さはコツを掴めばコントロールできるため、練習を重ねてみましょう。

簡潔に話すコツと練習法

簡潔に話すということは、なるべく短い時間で伝えるということです。
面接で何か質問をされた場合は、自分の中で持ち時間を決めて、それまでに回答を終わらせるといった話し方を意識してみましょう。
たとえば、持ち時間を30秒と定めたのであれば、必ず30秒以内にはすべてを話し終えられるように話を上手くまとめます。

普段話が長い人には30秒であっても短く感じるかもしれませんし、何より短い時間でどう伝えるのが効果的か悩む場合もあるでしょう。
その場合は、PREP法という手法を意識して話すことをおすすめします。
PREP法とは、P(結論)・R(理由)・E(具体例)・P(結論)の頭文字を取ったもので、物事を順序立てて伝える文章構成法として有名です。
このPREP法を会話にも取り入れて話してみると、短い時間でも話の内容や本質が相手に伝わります。
普段の友人や家族との会話でも、このPREP法を意識して会話を繰り返してみると、自然と短く伝わりやすい話し方ができるようになるでしょう。

ここで注意すべきことは、一つの文章はなるべく短くすることです。
話自体が短くても、一つの文章が長すぎると相手も頭の中でそれを区切るのが大変で、話の内容を正確に伝えられない場合があります。
つなぎ言葉を上手く活用して、簡潔に分かりやすい会話をできるように心がけましょう。

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