一日の終わりに日記を書くのはメンタルによい？
「毎日問題ばかり起こって、不安な気持ちで押しつぶされそう」「前向きに行動できず、勉強や仕事に全然集中できない」こんな悩みを抱えている方は現代に多いかと思います。
こうした負の感情はメンタルの不調によって湧き上がってくるものであるため、まずはこのメンタルを快方に向かわせることが大切です。
そこで効果的なのが「セルフ・ナレーション」です。
セルフ・ナレーションとはマインドフルネス技法のひとつで、自分の状態を第三者目線で説明することを頭で実践する方法を指します。
これを行うことで、自分自身が体験したことと適度な距離が取れるようになり、負の感情に振り回されることが少なくなるとされています。
ただ頭で体験した出来事を思い出すのでもよいですが、より鮮明に思い出すのであれば文字に起こすことがおすすめです。
文字起こしするにあたって手軽に実践できるのが、一日の終わりに日記を書いてみることです。
その日あった出来事を日記として文章に起こしてみることで、抱えていたネガティブな感情を外へ吐き出し、自分を客観的に知れることでメンタル回復に効果があります。
日記の書き方
日記を普段書いたことがないから構成が分からないという方は、いくつか項目を決めてそれについて簡潔に文章を作ってみることを心がけましょう。
たとえばその日の出来事、それに対する自身の考えや感情、どんな行動を取ろうと思ったor取ったのか、その時に思い出した昔の記憶など、自分の身の回りに起きた出来事や思考がまとめられれば十分です。
また、日記を残すのはデータでもよいですが、できればノートに手書きで書くことをおすすめします。
手書きでゆっくりと文字を書くことは気持ちを落ち着ける効果があり、これは自律神経を整えるのにも効果的とされているためです。
日記専用のノートを作って、毎日夜の隙間時間に手書きで残していく習慣を身につけてみましょう。
自分の状況をその日の終わりに振り返ることで、頭の中も整理されて翌日をポジティブに変えることができます。
日記を書いてみたら実際に起きた効果
実際一日の終わりに日記を残すことを習慣づけている方はおり、自分の気持ちに正直になれて沈んでいた心が軽くなったと多くの方が感じています。
マインドフルネスにはポジティブな気持ちやモチベーションを維持できる効果があるため、人生の幸福度を高めるにもおすすめの手段とされています。
特に日記の場合は、その日にあった出来事の中でも嬉しい出来事は積極的に書き残していくとよいでしょう。
見返すことで何度もポジティブな気持ちを思い出せて、以降の活動にも高い意欲で取り組むことができます。
