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ロジカルシンキングの本を読みました

ロジカルシンキングの基礎

論理的思考力と訳されるロジカルシンキングは、模範解答のない問題をいろいろと考えながら、うまくやっていこうとする考え方です。
まるで名探偵であるかのような感じで複雑な問題を解決するというものではありません。

たとえば、「お店を繁盛させたい。」「人気店になりたい」という気持ちがあったら、まずはどうしたらよいのか考えようということです。
なんといいましても、こうすればいいという明確な解答はありません。
そのように考えると「どうしたらよいのかわからなくて困る」という状況ではなくなり、「こうしてみる」とちょっとした道筋を考えられるようになります。

ここに掲げる4つの「SATE」を問題の解決に活かします。
Sは Share で問題を他の人とわけあうこと、AはAnalyzeで 大きな問題を小さな問題にわけていくこと、TはTry で仮説を考えて問題にチャレンジすること、EはErrorで 失敗によって次に生かせると考えられることです。
こうした考えは就活にも活かせます。

実践方法

実践方法ですが、たとえば「英語の成績を上げる」ということを目的にするとします。
そうしますと対策として考えられるのは「文章を読む」ということですが、これだけではないでしょう。
「文章を読む」と「成績が上がる」の間に何かをやらないといけないと考えます。
そこで考え付くのが「文章の構造を理解する」「英語を日本語に訳せる」「日本文を英文にできる」「すらすら音読ができる」といった対策です。

つまり、「文章を読む」「「文章の構造を理解する」「英語を日本語に訳せる」「日本文を英文にできる」「すらすら音読ができる」ということで「英語の成績を上げる」目的を達せられるでしょう。
このように考えると、たとえ「それは本当ですか」と尋ねられても自信をもって答えられます。

また、英語の成績で言いますと、「英語の成績を上げる」対策として、「文章を読む」という答えのみだったら、他に何ができるかを考えます。
完全にできるということでなくていいので、可能性のあることを考えるのです。
そうしますと文章の構造を理解する」「英語を日本語に訳せる」「日本文を英文にできる」「すらすら音読ができる」という対策が出てきます。

このように考えるとビジネスでも、相手の疑問に対する答えをわかりやすいものにして納得してもらうということが考えられます。
完全にということはなくてもある程度でも良いのです。

おすすめの本

「仕事の不安、悩みがなくなるロジカルシンキング」がおすすめの本です。
著者は、子ども向けロジカルシンキング指導の専門家です。
そして学習塾ロジム代表でもあります。
いろいろと考えた末に「適切なコミュニケーションをとりながら周りを巻き込む」ことで問題を解決できる人材を育成しているのです。

そのメソッドが書かれているのみでなく、仕事の関係の面倒なトラブルをスムースに軽減していく方法もあります。
参考にしてみてはいかがでしょうか?

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