パワーナップとは昼寝とは違う？
私はパワーナップを最近、取り入れています。
このパワーナップは昼間に寝ることですが、昼寝とは違うのです。
その違いをご紹介します。
まず、いわゆる「昼寝」ですが、ちょうど眠くなる午後にとる仮眠のことをいいます。
実は就寝時刻の15時間後に眠くなるように私たちの体はできているので、たとえば23時就寝であれば、14時ごろに眠くなるというわけです。
この昼寝は作業の効率アップや疲れをとるために、企業でも取り入れられるところが増えています。
昼間20分仮眠することで、8時間分のスタミナを取り戻せるともいわれているのです。
しかし、ただ単に寝るだけだと起きたときに寝たりなくて、余計に眠いということがあります。
そこでぜひとも取り入れたい仮眠方法が「パワーナップ」で、普通の昼寝より効果的な仮眠です。
「パワーアップ」と「ナップ（昼寝）」の組み合わせが「パワーナップ（Power nap）」で「15～20分程度の短い時間の昼寝」のことをいいます。
「眠る時間の短さ」が「パワーナップ」の大きな特徴です。
理想のパワーナップは15～20分という短い時間で、最も長い時間でも30分が限度でしょう。
すぐに終わるような短い時間ですが、通常の昼寝の効果もありますが、それ以外にも効果が大きいです。
パワーナップの効果
パワーナップの効果は一時的な眠気がなくなるとともに、眠さのために低下していた集中力や記憶力を回復させることができます。
また、パワーナップによって睡眠不足防止にもなるのです。
睡眠不足が解消になると、脳の活性化が期待できますし、パフォーマンス性も向上します。
そして、脳を休ませることができるので、ストレスをためにくくなるというのも大きな効果です。
そのために、高血圧の予防にもなり、高血圧が原因の心臓病や脳梗塞、糖尿病などを回避できるでしょう。
パワーナップの方法について
パワーナップの方法をご紹介します。
まずは、横にならずに眠ることです。
たとばえ、公園のベンチや会社の仮眠スペースのベッドやソファーで横になれる状態でも椅子に座って寝るようにしましょう。
少しでも寝転んでしまうと、15〜20分の時間内に起きることができないのです。
よく夜の睡眠に光は厳禁といいますが、日中に眠るパワーナップならば、光を気にする必要はありません
ただし、どうしても気になる場合はアイマスクがおすすめです。
そして、昼寝の際は少しでも身体が締め付けられているのであれば、そのアイテムを外してください。
寝る時は椅子や机にもたれかかるのも良いですし、机でうつぶせ寝も良いです。
固定されているきちんとした姿勢が大切でしょう。
姿勢を崩したまま仮眠に入るのは良くないことで、起きたときに転ぶこともありますし、身体の節々が痛いということにもなりかねないです。
さらに、足を肩幅程度に開いて寝ると姿勢が安定しますので、やってみてください。
今まで説明しましたとおり、パワーナップという昼寝で疲れが癒され、仕事もうまく進むようになります。
このように、効率アップに有効になる良い方法ですが、昼寝のみでいいことはありません。
最高の状態でいるには、昼と夜の両方で質の良い睡眠をとることです。
昼寝をしたから、夜更かしや徹夜をしても良いということはないので、誤解しない方が良いでしょう。
昼間は浅く短い時間に寝て、夜は深く長い時間に眠るようにするとよいです。
就活の効率アップにもなります。
