寺巡りの魅力をご紹介したい
先日、就活に疲れてしまったので、歴史を感じる寺巡りに行ってきました。
なかなか楽しい経験だったので、まずはその魅力をご紹介します。
お寺には見ておきたい魅力がたくさんあります。
「仏像」の表情の美しさや彫刻美術のすばらしさ、「庭園」の見事な美しさ、「建築」がどのようなつくりになっているかなどです。
また、お寺だからこその「体験」もありますし、「行事」もあります。
お寺に関する基礎知識が少々あれば、こういったお寺めぐりの際に役に立ちますし、いっそう楽しくなるでしょう。
自分なりに楽しいお寺の魅力を見つけてみたいものです。
ポイントは仏像に関する豆知識
お寺巡りのポイントは、仏像について知っておくことです。
仏像に関する豆知識をお伝えします。
多くの仏像には信仰上厨子に納まって扉が固く閉ざされている種類の仏像があります。
このような仏像は「秘仏」と呼ばれます。
陽の光が当たらない暗い厨子の中にいらっしゃるために、色彩が美しいままになっているものが多くあります。
そんな仏像の美しさは人々を強く魅了させるものです。
旅行会社では、「御開帳」にあわせたツアーや特別に御扉を開けていただく「特別拝観」のツアーがあります。
さらに「秘仏」に出会えるツアーもあるので、行きたいと思ったらネットで探してみましょう。
昔、貴族や民衆の憧れといったら、仏像の美しさでした。
その表情や、彫刻美術の美は何とも言い難いほどの魅力で、人の心を惹きつけます。
このように仏像は、信仰の対象だけではなく、心が豊かになるような美術品なのです。
鑑賞の対象になることは間違いないでしょう。
拝みながらも、その美しさに見とれてしまいような魅力的な仏像を、「美仏」と称することもあります。
旅行会社では「美仏めぐり」のツアーもあるので、参加してみるとなかなか楽しいものです。
仏像の種類を楽しもう
人それぞれの願いにあった仏様がいらっしゃいます。
その方が信仰しやすいものです。
そのために仏像は沢山の種類があり、大まかに如来部、菩薩部、明王部、天部の4つの種類に分けられます。
一つずつご紹介しますと、如来(にょらい)は悟りがひらけている仏さまです。
菩薩(ぼさつ)となると、衆生を助けながら修行して如来になるために励んでいる仏さまをいいます。
明王(みょうおう)は悪い人を従順にするために如来さまが化身した姿である仏様です。
天部(てんぶ)となりますと、バラモン教や日本古来の神様が仏教に取り入られた様で人間に近い仏像といえます。
これらの区別は印手の結び方やその姿、持っている物などで区別できるものです。
そんな仏象の特徴や意味をもっと詳しく知りたい人は講座や講師同行もあるツアーに参加するのもおすすめでしょう。