いろいろな仕事をしている金融業界
金融業界というと銀行で働くことがすぐにイメージできます。
しかし、金融業界の仕事は銀行だけではありません。
他にも証券や保険も金融業界の仕事です。
銀行も窓口業務だけではありません。
顧客から預かったお金を貸し出して利益を得ることが必要です。
そのため銀行としては社会情勢をみながらどのくらいお金を貸すことができるか、利息をどのくらいつけるかといったことを考えながら資産の運用が必要になります。
証券会社は株式や債券といった金融商品を購入する際の仲人をするのが仕事です。
金融商品についての知識を身につけてアドバイスをしたり代行業務をしたりすることで手数料を収入としています。
それ以外にも自らが運用して株式や債券から利益を得ることも仕事の一つです。
保険会社は顧客から保険料を集めて株式や債券を運用してその利益で経営をしています。
もちろん、顧客が保険で補償を受けるという際の手続き業務も仕事です。
今後は海外とのやり取りも必要
金融業界は国内での仕事がメインであり、仕事の現場も国内というイメージがあります。
しかし、金融業界でもグローバル化は進んでいて海外進出も多いです。
これは、海外の社会情勢や金融動向を知ることが必要と言うだけでなくマーケットが海外にも広がっていることが原因としてあります。
インターネットが普及したことで外貨を購入する人も増えているのでそういったものに対応することも必要です。
それ以外にも海外企業の買収をしたり外国人が日本の株式を購入したりすることも増えています。
もちろん、働いている企業が海外の企業と合併をするということも考えられ、そういった点も今後グローバル化が進むと考えられている要因です。
そこで金融業界で働くためには海外のマーケットについての知識とともに外国語も必要となってきます。
英語が話せることはもちろんですがそれ以外の外国語も話せると有利です。
学生のうちから資格を取得しておく方が有利
金融業界では知識が必要な業務がとても多いです。
それと合わせて知識の証明となる資格を取得していると優遇される場面も多くあります。
そこで、学生のうちから金融関連の資格を少しずつ取得しておくと就職で有利です。
働き始めてからも仕事で学んだことがすぐに観につきやすいですし、新たに覚えることが少なく負担が少なく働けるようになるという点でもメリットと言えます。
金融業界はとても人気のある業種ですし、特に大手になれば倍率もとても高いです。
そこで少しでも希望している企業で希望通りの業種での仕事をするためにもやはり学生のうちから勉強をしておくことが求められるのではないでしょうか。