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再生エネルギー業界について調べてみた

期待がかかっている再生可能エネルギー

再生可能エネルギーとは、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなど温室効果ガスを排出しないエネルギーのことです。
近年は気温の上昇や異常気象の発生が問題視されています。
そしてその原因の一つとして考えられているのが温室効果ガスです。

環境問題に対する世界的な意識が高まっていることから、温室効果ガスの排出量を削減することが世界的にも重要視されています。
そのため、化石燃料を使った発電から再生可能エネルギーでの発電へとシフトしていく流れが強まりつつあります。
また、化石燃料は数十年後には枯渇すると言われていて、持続可能な社会を目指すうえでも、再生可能エネルギー業界には期待が高まっています。

電力の需要はなくならない

現代社会において、電気と人々の生活は切っても切り離せないものです。
普段の生活で家電製品やスマホ・パソコンなどありとあらゆる場面で電力を消費しています。
最近は自動車も電気で走るものが開発されています。

そのため、発電業界は需要の低下に悩まされる心配はまずありません。
そのなかでも再生可能エネルギーはかなり注目を集めています。
調べてみると、実はまだまだ開発途上にあるのが再生可能エネルギーで、未経験の方でもチャレンジできる業界だということが分かりました。

国の政策で伸びることが約束されている

現在日本では、再生可能エネルギーが電源構成比率のなかで11.7%を占めています。
国は第5エネルギー基本計画によって2030年までにこの数字を22~24%に引き上げることを目標として掲げています。

つまり、日本では再生可能エネルギー発達を国としても推進いている状況だということです。
逆に、化石燃料を用いた発電の割合は削減していくというのも国の方針で決定しています。

また、日本以外の先進国も同様の目標を掲げて、温室効果ガスの排出量の削減に取り組んでいます。
このことから、世界的に見ても再生可能エネルギーは今後必ず伸びる業界だということが予想されます。

安定した発電ができない

再生可能エネルギーには大きな問題点があります。
それは、安定した発電ができないということです。

電気というのはその性質上、ためて保存しておくのが難しいものです。
そのため、供給と需要の量を常に一致させながら発電しなければなりません。
もし需要量と供給量のバランスが崩れてしまうと、ブラックアウトを引き起こす恐れがあります。

それを防ぐために安定した発電が求められますが、天候などの自然条件に左右される再生可能エネルギーは大きな欠点があるといえます。
しかしこれは見方を変えれば、まだまだ発展の余地を残した業界だということです。

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