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菓子業界について調べてみた

お菓子

菓子業界の特長

お菓子に関わる仕事をしたいと思っている人は多くいます。
菓子業界は大きな分類では、食品業界に分けられます。
菓子を専門にしている企業も多いですが、大きな食品メーカーの一部門として菓子製造業務をしているところもあります。
さらに、和菓子や洋菓子などの違い、甘い菓子とスナックなどの菓子といった違いもあり、一口に菓子業界といっても様々なタイプがあるのです。

日本においては、食品業界の中でも菓子というジャンルは非常に大きな規模を持ちます。
実に食品製造業全体の10パーセント程度を占めているのです。
こうしたことから、製菓メーカーは地元で小規模の営業をしているところもありますが、全国規模の非常に大きな企業となっているケースも多いのです。

菓子業界への就職では、いくつかの分野があります。
開発系は新しい商品を考案したり、市場を分析して企画したりする仕事です。
マーケティングは、市場リサーチを通してパッケージやCMなどの広告宣伝を主に扱います。
営業部門は、自社の製品をスーパーなどの店舗に置いてもらうのが主な仕事です。

菓子業界の今後の動向

菓子業界は他の業界と比べて、とても安定性があります。
業界全体の売上高は例年あまり変わりなく、景気の波や消費者動向にあまり左右されることがありません。
ただし、これからは日本は少子化や高齢化、人口減少が確実に起きますので、菓子関連の市場規模が縮小するという予測もあります。

どの業界でもそうですが、特に菓子業界は製品開発のペースが非常に速いです。
同じシリーズの商品でもたくさんのバリエーションが開発されますし、たった数か月で商品のパッケージや味などが変わることも珍しくありません。
それだけに、開発力が非常に重要な要素となるわけです。
日本の製菓メーカーは今まであまり海外に目を向けることなく、国内市場に注力していました。
しかし、これから海外にも積極的に進出して海外売り上げの割合を高める動きも出てきます。

菓子業界の魅力とは?

誰しも、お気に入りのお菓子というものがあります。
そうした商品を作っている製菓メーカーに勤められるのはとても楽しいことで、自分がおいしいお菓子を提供できるというのは強いやりがいを与えるものとなるはずです。
なによりも、消費者の方が喜んでくれる姿を見られるのは大きな喜びとなります。

商品開発にしてもマーケティングにしても、自分の努力や能力がダイレクトに結果に反映されやすい世界でもあります。
新しい商品を作り、売るための工夫をすることで大きな売り上げを出すことができれば、大きな達成感を味わえます。
スキルを伸ばしたりさらに頑張るためのモチベーションを高めたりすることができ、仕事そのものへの楽しさを感じられるでしょう。

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