商社はどんな企業なのか
商社というとエリートが働くところ、というイメージはあるものの具体的にどういった仕事をしているかわからないものです。
総合商社というのは幅広い産業分野において原材料や加工品、サービスと幅広いものを商材として取り扱っています。
売りたい相手と買いたい相手を結びつける仲介の役割をしているのが商社です。
それ以外にも事業や商材の販売をするためにチャンネルを新たに拡大したり、物流ネットワークを拡大したりするのも仕事ですし、他にも金融商品や保険機能を生み出したり、国際的なやり取りも行います。
そのため、幅広い知識が必要ですし、外国とのやり取りも必要です。
商社での仕事
商社での仕事はとても幅広く、職種も多いです。
営業職は他業種の営業と同じで自社の製品やサービスの販売をしていくことであり新たな販路を生み出すためのネットワークも広げています。
営業をする相手も日本だけでなく外国もあるのでこの仕事も英語はもちろんそれ以外の言語でのやり取りも必要なことが多いです。
営業事務や貿易事務という仕事はどの仕事でもある仕事ですが、商社の場合には外国語での対応が必要なことがあります。
その際、外国語を話すだけでなく税関を通すための通関手続きについてのやり取りも必要となるのでそういった知識も身につけておくことが必要です。
他にも事業の立ち上げや新たな投資のことを検討するための事業計画をたてるのも仕事としてあります。
取引先の経営や事業立ち上げにもかかわることもあり、仕事の内容は幅広いです。
人気の高い総合商社での仕事
総合商社は取り扱っている仕事の内容が幅広いこと、外国とやり取りをすること、年収が高いことなどから学生にとても人気のある業種です。
そのため採用試験も難しいですし、倍率は1000倍を超えるのは当然とされています。
そういった難しい業種ですから学生のうちにたくさんの経験をして就活で有利になるような取り組みが必要です。
英語を学ぶことはもちろんですが、それ以外の言語についても学んである程度身につけておく方が有利になります。
英語もただ学んでおくだけでなくTOEICでのスコアを出しておいたり留学をしておいたりという経験があると有利です。